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NC日記ー2 [離島めぐり(NC)]

ニューカレドニア日記の2回目です.

安ホテル
 到着した日と最終日に泊まったのは,この地区では安いLホテルです.治安が良いのか何なのか,ベランダのドアに鍵がありませんでした.外線電話も使用不可.治安が良いことは素敵なことですが,やはり鍵がないっていうのは不安です.ちなみに,備え付けのアメニティはボロボロの石鹸だけでした.2人で1万円ぐらいです.


雨模様ながら景色は良いところです.

ブールパリに移動してダイビング
 到着した次の日,朝7時30分にホテルから出発で,ヌメアから約70km北上したブールパリに向かいました.ここのダイビングショップ(http://www.bluelagoon.fm/dolphin.htm)を拠点としてダイビング採集です.

 
左:ボート基地.右:ダイビングで使用した小型ボート.

 3日間のダイビングで6回採集を行い,そのうち自分は5回潜りました.行かなかった1回は,水深45m前後の「deep diving」で,自分とN先生は,そこまで潜って作業をするのは困難なので,ショップに任せてサンプルを海岸で待っていました.採集結果は素晴らしく,おそらく2種を含んだ200個体以上を採集することができました.前回のセブでのサンプリングは,ズーボー(ボウズ=0匹)だったので,うれしいというよりほっとしたというほうが強かったです.


ソーティング中のオナガナメクジウオの1種.

採集方法
 今回,ターゲットとしたナメクジウオ類は,主にサンゴ礁域の砂地に生息しています.なので,先ずはスキューバダイビングをして,砂をとって袋に詰め,それをボート上に引き上げます.そして,ボートまたは陸の上で,その砂を濾して,砂中の中からナメクジウオ類を取り出して,ピンセットでつまみ上げます.


とれたてのオナガナメクジウオの1種

 水中でのダイビング採集の時間は,水深による制約時間もあって,せいぜい長くても30分ぐらいでしょうか.ダイビング中は,周囲一面が砂底のなかで,ナメクジウオがいそうな砂を袋に詰めるのに夢中ということもあって,「あーきれいっ」なんて思っている間もありません,ただひたすらに,砂を詰め,袋の口をひもで結んで閉じて,他のメンバーの位置を確認するということを続けます.泥っぽいところでは,自分の巻き上げた砂泥で周囲が見えなくなって,ちょっと「ヤバイ」って思うところもありました.しかし,ちょっと水面の方向をみると,他のメンバーの排気したバブルが見えるので,そちらへ移動すればOKです.


ソーティング中のN先生.後方は日本からの観光客(カップル=うらやましい)

 で,一番時間がかかるのは,砂からナメクジウオ類を取り出すソーティング作業.砂の中にナメクジウオ類がいないとかなり疲れますが,凄く多くいても,見つけてつまむのに時間がかかるので,贅沢なことにこれもまた疲れます.今回は,幸運にも後者だったので本当に美味しく作業終了後にビールを頂くことができました.

続く.


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コメント 2

HiRO

ナメクジ,フォーーーーーーーーーーー!!
たくさん採れたんですね.お疲れ様です.
by HiRO (2006-03-08 13:22) 

shirasuuo

>HiROさん,明日からの集魚灯合宿,よろしく御願いします.

キャベツ・・・百切りじゃなくて千切り出来るようになりました?(笑)
by shirasuuo (2006-03-08 13:45) 

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