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セブ島日記-その3 [離島めぐり(セブ)]

セブ島の3日目です.

1月28日

 急遽!隣の島であるネグロス島の街ドゥマゲッティに行くことになりました(滞在中1回は行くつもりでしたが).朝9時に,マリンビレッジを小型ボートで出発し,沖に停泊しているバンカーボートに乗り移りました(要するに小型ボートは艀).バンカーボートとは,フィリピンの一般的なボートで,ボートの左右に補助翼?が付いたボートです.


目指せネグロス(I氏撮影)

 そのボートは20分ほどで対岸のマリンビレッジのオーナーが経営している小さな動物園みたいなところの岸に着きました.当然,港みたいなところに着くのではなく,ビーチの沖にバンカーボートは停泊して,牽引してきたさっきの小型ボートに乗り込んで上陸作戦開始です.上陸後はオーナー自らの案内で(一番暇な人を選んだと言われた),魚市場に向かいました.そこでteam集魚灯のI氏は目的の魚である「シラス」の親「イワシ類」を購入しました.市場は,ピークの時間を過ぎていたとはいえものすごい人でした.


創立104周年のシリマン大学(I氏撮影)

 その後,予備の電球を買ったり,多少の観光をして,昼にはマリンビレッジに戻りました.折角だから,もっと観光したり,ガイドブック的に有名なチキン料理を食べたら?みたいな話もありましたが,購入した魚の標本作製をしなくてはならなかったので戻りました(正直,人混みより海に帰りたいというのもありましたけど).

 昼ゴハンを食べた後は,もちろん早速標本作製.一部の標本は,DNA用組織切り取り→鰭立て(標本の形を整える大切な作業)→写真撮影→組織の固定,などを行いました.これら一連の作業には2時間ほどかかってしまいました.作業中盤から雨がポツポツと降りはじめていましたが,なんとかもって,作業終了直後に結構強く降ってきました.で,魚と汗にまみれたので,ひとシャワーを浴びて,日誌づけと夕食→集魚灯採集に向けての休憩タイムです.


その魚の一つです(I氏撮影)

 その後,日が暮れた18:45から,メインイベントである夜間集魚灯採集の開始です.今日の夕陽はきれいでした.今日の満潮時刻は22時過ぎで,昨晩同様に潮の流れが速いです.ランプは点灯させていましたが,魚は集まれず,ようやく満潮を過ぎて流れが緩やかになった頃から,少しずつ魚が捕れるようになりました.その中にはアイゴの仔魚(おそらく産まれて1ヶ月ぐらい)が混ざっていました.沖縄ではアイゴの産卵期が6月あたりなのでこの時期には捕れません.やはり,流石にもっと熱い(季節の変化が少ない)フィリピンです.


狙いを定めているところ(I氏撮影)

まぁ,結局のところ本日もシラスウオは採集できませんでした.

はぁ.

つづく・・・


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