びっくりの二重投稿 [研究]
驚いたは,むかついたはで,大騒ぎでしたw
最近,Nクジウオ関連の投稿論文のレビューワーを依頼されて引き受けました.
某C国での研究論文です.まずザッと読んだところ,中身に少々問題がありましたが,その投稿先雑誌の編集方針的には改訂すればOKなんだろうなという感想を持ってました.
それからしばらくして,またまた別雑誌よりNクジウオ関連の投稿論文のレビューワー依頼のメールが届きました.その時は,論文のタイトルを見ただけで,「この前の論文に似てるな〜.忙しいし,ちょっと面倒くさいな.」としか思ってませんでした.
某C国では,以前より似たような関連論文が多数出版されていたので,どうせそのシリーズだろう・・・っていう感こともあって,モチベーションがあがりませんでした,
それから2〜3日後,依頼を引き受けるかどうか返事しなくてはと思い,改めて依頼メールの中身を見てみると・・・
う〜ん
タイトルおよび要旨にやっぱり見覚えが・・・
これはと思い,改めて以前にザッと読んだ原稿と見比べてみると,なんとタイトルおよび要旨が一字一句同じでした。しかも誤字まで同じのホントのコピペ・・・
愕然としました.
まさに本当の二重投稿でした。
早速,両雑誌のエディターに,二重投稿だから自動的にリジェクトの旨を伝えました.で,向こうで確認がどうやらとれたらしくて,数時間後に了解メールがきました.ふぅ〜.
今回のような真の二重投稿は,一回出版されたことのある論文の別雑誌への再投稿と違って,ほぼ公表されるまで発覚しないと思われます.今回は,狭い業界!ということもあって,たまたま同じレビューワーに別雑誌から依頼があったので発覚しましたが・・・.
ところで,もし両雑誌ともにアプセクトされたら,著者らはどうしたのでしょうか?
どちらも,ネットで検索すればヒットする雑誌なので,いずれはバレて,取り消しとかの処分になる可能性が大きい気がします.
また,まるで同じ論文タイトルなので,業績一覧に並べて書くことも難しいし・・・
ということは,どっちかが審査を通ったら,もう片方を引っ込めるつもりだったのでしょうか???
いずれにしても迷惑な話で,研究者の心意気で成り立っているピア・レビュー制度の機能を低下させる全く残念な出来事でした.
最近,Nクジウオ関連の投稿論文のレビューワーを依頼されて引き受けました.
某C国での研究論文です.まずザッと読んだところ,中身に少々問題がありましたが,その投稿先雑誌の編集方針的には改訂すればOKなんだろうなという感想を持ってました.
それからしばらくして,またまた別雑誌よりNクジウオ関連の投稿論文のレビューワー依頼のメールが届きました.その時は,論文のタイトルを見ただけで,「この前の論文に似てるな〜.忙しいし,ちょっと面倒くさいな.」としか思ってませんでした.
某C国では,以前より似たような関連論文が多数出版されていたので,どうせそのシリーズだろう・・・っていう感こともあって,モチベーションがあがりませんでした,
それから2〜3日後,依頼を引き受けるかどうか返事しなくてはと思い,改めて依頼メールの中身を見てみると・・・
う〜ん
タイトルおよび要旨にやっぱり見覚えが・・・
これはと思い,改めて以前にザッと読んだ原稿と見比べてみると,なんとタイトルおよび要旨が一字一句同じでした。しかも誤字まで同じのホントのコピペ・・・
愕然としました.
まさに本当の二重投稿でした。
早速,両雑誌のエディターに,二重投稿だから自動的にリジェクトの旨を伝えました.で,向こうで確認がどうやらとれたらしくて,数時間後に了解メールがきました.ふぅ〜.
今回のような真の二重投稿は,一回出版されたことのある論文の別雑誌への再投稿と違って,ほぼ公表されるまで発覚しないと思われます.今回は,狭い業界!ということもあって,たまたま同じレビューワーに別雑誌から依頼があったので発覚しましたが・・・.
ところで,もし両雑誌ともにアプセクトされたら,著者らはどうしたのでしょうか?
どちらも,ネットで検索すればヒットする雑誌なので,いずれはバレて,取り消しとかの処分になる可能性が大きい気がします.
また,まるで同じ論文タイトルなので,業績一覧に並べて書くことも難しいし・・・
ということは,どっちかが審査を通ったら,もう片方を引っ込めるつもりだったのでしょうか???
いずれにしても迷惑な話で,研究者の心意気で成り立っているピア・レビュー制度の機能を低下させる全く残念な出来事でした.
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